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ローヒールのパンプスで足を慣らそう
20代の頃はパンプスをよく履いていたのに、スニーカーの歩きやすさに慣れてしまい、スニーカーの履く頻度が増えたという人は多いのではないでしょうか?
ヒールのある靴は「痛い!」「疲れる。。」というイメージが強いし、実際靴ズレや窮屈さに悩まされる一方、スニーカーは遊びに行くときだけじゃなくて、今やお仕事のスーツにも合わせて出勤できてしまう万能なアイテムとなり、もはやトレンドを超えて「ないと困る!」存在ですよね。
特に子どもがいるママには、動き回る我が子を追いかけ、重たい荷物を持ち歩くことを考えるとついつい楽なスニーカーを選びがち・・・。
でもお仕事でお取引先と会うときや大事なプレゼンの日に、スニーカーで出勤!というわけにもいかないし、たまにはパンプスを履いて背筋をピンと、気分も上げたい。
スニーカーの楽さを覚えてしまったのなら、その良さを取り入れたパンプスを探せばいい!
ということで、今回はスニーカー好きにこそおすすめしたい“ローヒールパンプス”の魅力や、トレンドを交えたパンプスを選ぶポイントをご紹介します。
パンプス=ハイヒールと思いがちですが、何もハイヒールだけがパンプスじゃない!特に今年は“ローヒールパンプス”の種類が豊富なので、パンプスをもう一度履くチャンス!
スニーカーラバーがパンプスにトライするためのポイントをお教えしますっ!!
ローヒールパンプスの魅力
まずローヒールパンプスって?
その名の通り、「低いヒール」のパンプスのことを指し、ここでは「5㎝までのヒール」パンプスのことを一般的には“ローヒールパンプス”と呼びます。
スニーカーブームにより、パンプスの注目後は一度下がったものの、ここにきて女性らしいフェミニンでエレガントなスタイルが浮上。 ただ、以前のような10㎝以上のハイヒールや先の尖ったポンテッドトゥのパンプスだけではなく、ヒールの高さが低いもの、トゥの形も丸みを帯びたラウンドトゥやアーモンドの形に似たアーモンドトゥなど、ヒールの高さやフォルムに変化が出てきました。
ローヒールパンプスの魅力
それはなんといっても高さのあるパンプスよりも安定感があり、歩きやすいこと!底がフラットなスニーカーに慣れてしまった人であれば、少しでもヒールが高くなることは不安ですよね。ヒールが低いことで前滑りを起こしにくく、足先が靴の先端に当たって痛い、なんてことも防げます。フラットパンプスも足には優しいけれど、せっかくなら少しでもヒールがあるローヒールパンプスを履いて、気持ちを上げていきましょう!
ローヒールパンプスを選ぶ3つのポイント
ヒールは5cm以下、かつ“チャンキーヒール”なら楽々っ!
パンプスと聞くと真っ先に思い浮かべるには、ほそーく、先にいくほど尖っていくような美しいフォルムのピンヒール。
後ろから見ると足をすらっと見せてくれるあのシルエットを思い出しますよね。
細いヒールは足への負担が大きく、しばらくパンプスをお休みしていた足には不安がありすぎます。 ところが今のトレンドはピンヒールではなく、“チャンキーヒール”なのですョ😉
チャンキーヒールって?🤔
チャンキー(chunky)とは、「ずんぐりとした」という意味があり、通常のものよりも太く、がっしりとしたヒールのことを指します。太さがあるためピンヒールよりも安定感があり、歩きやすいことがポイントです。
さらにローヒールならばなおさら安心!
パンプスはスニーカーに比べて華奢なイメージですが、チャンキーヒールのパンプスを選ぶことで、適度なボリューム感が生まれ、存在感が増します。更にローヒールを選べば安定感も抜群です。
ヒールのデザインも多様で、パンプス本体と同素材のヒールがついたものはもちろん、本体とは異なる色・素材、例えばメタリックカラーやウッドを用いたパンプスもあります。 ヒールが太い分、デザイン豊富に個性派なパンプスも出揃い、コーディネートのアクセントになること間違いなしです😉
コンサバイメージを払拭する“スクウェアトゥ”がトレンド
そんな中で今トレンドとして急上昇しているのが、“スクウェアトゥ”と呼ばれる、足先のデザインが四角になっているパンプスです。
先が尖っておらず、靴の幅もポンテッドトゥよりも靴の中での窮屈感がなく、無理なく履くことができ、スニーカーに近い履き心地を得られます。
外反母趾で幅が狭い靴を選べないけれど、パンプスを履きたい方にもスクウェアトゥはおすすめ。
私もひどい外反母趾持ちですが、スクエアトゥのパンプスを1足持っております。
足先の窮屈さがなく疲れにくいので、長時間立ちっぱなしの仕事のときに重宝しています。
スクウェアトゥのパンプスをいつものお洋服にコーディネートするだけで、ちょっとしたモード感も生まれ、パンプスのコンサバイメージを払拭し、こなれ感を演出することができます。
さらに足の甲部分のデザインがVカットになっているものを選ぶと、脚長に見せる効果が得られるのでおすすめです。
履きやすさをサポートしてくれる中敷きやインソールの進化注目!
見た目が美しいだけでなく、お仕事でも快適に履き続けられるようパンプスのインソールにこだわるブランドが増えてきています。
かかとにクッションがついている。
土踏まずをサポートする高反発クッションを内蔵している。
中敷きに滑り止めがついているので、ストッキングを履いても前滑りしない。
など、履き心地に配慮したパンプスは種類も豊富に。
ご自身の悩みに合わせて選ぶことができるから、安心してパンプスを買うことができますね!
インソールに機能がない場合は、カスタマイズすることもおすすめ。
インソールやフットカバーでカスタマイズ
街の靴修理屋さんや百貨店の靴売場には、インソールにつける滑り止めや、土踏まずにフィットさせるクッションなど、靴のお悩みを解決してくれるアイテムを多数取り揃えています。 私もパンプスは履くときには、厚みのない透明の滑り止めを敷いていますし、販売スタッフをしていた時には、パンプスをお買上げいただく際のフィッティングで滑り止めをおすすめし、パンプスと一緒にお買上げいただくことも多数ありました。
常駐しているスタッフにお悩みを話すことも、パンプスを無理なく履くための近道です。
スニーカーのようなふわふわした履き心地・・・とまではいかずとも、以前よりも履き心地を追求したパンプスを選べば、無理なくパンプスを履きこなすことができそうですね。
スニーカーもいいけれど、たまには女性らしくパンプスを履いてみたい、そう思う女性は多いのではないでしょうか。
パンプスと長らくお付き合いのなかった方たちも、選ぶポイントを意識すればきっとお気に入りの一足が見つかるはずです。
スニーカーとローヒールパンプスを味方につけて、ファッションのバリエーションを広げてみてはどうでしょうか。 きっと新しい自分に出会えますよ